出荷指示取込み、出荷実績戻し、ステータス同期、在庫連携の自動連携が可能です。
本ページでは、以下項目について記載します。
API連携フロー(出荷)
< 出荷待ちまでの注文の流れ >
① Qoo10の注文が取り込まれると、
「Qoo10 出荷指示取込み時入金ステータス確認」という処理ロボットにより、
Qoo10側の決済ステータスによりコマースロボへ取り込まれた注文は、
「保留(入金確認)」もしくは「出荷待ち」のいずれかのステータスに振り分けられます。
● コマースロボの入金フラグを入金済みに変更し、出荷待ちステータスに振り分け
- 決済日(PaymentDate)が存在する注文
● コマースロボの入金フラグは未入金のまま、保留(入金確認)ステータスに振り分け
- 決済日(PaymentDate)が存在しない注文
② Qoo10側で入金ステータスが更新された場合「【自動連携】Qoo10 ステータス同期」により、
処理に成功すると、コマースロボの注文の入金ステータスを「入金済み」に変更します。
キャンセルも同様です。
③ ステータス同期APIアクションにより入金済みに更新された注文について、
「【コマースロボ】Qoo10の出荷指示を対象に入金済みかつ、エラーが無くなったら出荷待ちへ移動 」という
処理ロボットにより、他保留に止まる条件がなかった場合「出荷待ち」ステータスに移動します。
連携仕様:出荷指示取込
【処理内容】
Qoo10の「入金待ち」「新規注文」にある注文データを取得してコマースロボに取込みます。
コマースロボに取り込んだ注文のAPIステータスを「印刷待ち」で登録します。
-
差分取得の場合
- 差分取得の初回は実行日から1週間前の現在時間-9時間前遡って取得します。
- 前回取り込みした注文日時から差分で取得を前回取得分からの差分で取り込みします。 -
範囲取得の場合
- 指定した範囲内(1週間以内)の「入金待ち」「新規注文」にある注文を取り込みます。
【対象条件】
Qoo10側の「入金待ち」「新規注文」ステータスが対象です。
※Qoo10の仕様上、Qoo10上の入金待ちの注文には配送会社の値が反映されません。
※コマースロボ登録時には配送会社の値が必須項目なので、
入金待ちの注文については、入金待ちの注文内の商品に紐付く配送会社をAPIで取得し、
入金待ちの注文に配送会社を反映したうえでコマースロボに取り込むようにしています。
▼▼▼ Qoo10出荷指示取込における注意事項 ▼▼▼
また、商品単位で配送会社を設定できるので、1つのカート番号(注文番号)の中で複数の配送会社が設定される注文が存在する状況が発生します。
そのため、同じカート番号(注文番号)の中に複数の配送会社が存在する場合、
コマースロボへ取り込む際は、配送会社毎に注文を自動的に分割して取り込む処理になっています。
分割された場合、元のカート番号(注文番号)にハイフン数字が付与された状態でコマースロボに取り込まれます。
標準の変換ロボット「出荷指示登録(Qoo10 API用)」では、
「注文者郵便番号」と「注文者住所」には「送付先郵便番号」と「送付先住所」を登録します。
こちらの設定で問題がないか、必ずユーザーの運用によって確認の上、必要に応じて変更してください。
標準の変換ロボット「出荷指示登録(Qoo10 API用)」では、
Qoo10で商品毎に設定できる「販売者商品コード」を品番として取得します。(販売者商品コードはユニーク)
販売者商品コードの設定は、Qoo10側で必須ではありませんが、コマロボとの連携には必須です。
販売者商品コードは「英数字、記号-_(ハイフン、アンダーバー)」で構成されたコードでご登録ください。
「英数字、記号-_(ハイフン、アンダーバー)」ではない場合、取込できません。
オプションあり商品の場合
標準EDI「出荷指示登録(Qoo10 API用)」では、Qoo10で商品毎に設定できる「販売者商品
コード」とオプション商品毎に設定できる「販売者オプションコード」を結合した値を品番として取得します。
販売者オプションコードの設定はQoo10側で必須ではありませんが、コマロボとの連携には必須です。
販売者オプションコードが英数字、記号-_(ハイフン、アンダーバー)がでない場合、取込できません。
・品番について
標準変換ロボット「出荷指示登録(Qoo10 API用)」では、Qoo10で商品毎に設定できる「販売者商品コード」とオプション商品毎に設定できる「販売者オプションコード」を結合した値を品番として取得します。
販売者オプションコードの設定はQoo10側で必須ではありませんが、コマロボとの連携には必須です。
販売者オプションコードが英数字、記号-_(ハイフン、アンダーバー)がでない場合、取込できません。
・商品名について
MOVE商品は商品名を登録できず、選択した属性によって自動設定されます。
自動設定された値を明細の商品名に登録します。
Qoo10の追加型オプションとは??
オプション:カラー+サイズ等、オプションを組み合わせて選択可能な形式、オプションごとの在庫数量も設定が可能(最大3段まで)
追加型オプション:お客様への了承を得る等、在庫管理の必要がない選択肢に使用(オプションごとの在庫数量設定不可、最大3つまで)
参照:Qoo10マニュアル(個別でオプション情報を修正する方法) 30ページ |
「【自動連携】Qoo10 出荷指示取得(差分)」の連携ロボット設定の中に、「追加型オプションを明細に追加」というのが追加されています。
利用しない場合:お客さんが選択(購入)した追加型オプション商品の情報を、一番最後の列(データの72列目)に追加します。
利用する場合:お客さんが選択(購入)した追加型オプション商品の情報を、自動で明細に追加します。
連携仕様:発送予定日登録
【処理内容】
Qoo10側の対象注文に対して、発送予定日(本APIアクション実行日から10日以内の日付)を登録します。
※Qoo10に手動登録時は30日以上でも登録できますが、APIの場合、最大10日となります。
処理が成功すると、Qoo10側の対象注文データのステータスを「新規注文」から「配送準備」に更新します。
※トリガーイベント「【イベント】Qoo10 ステータス同期」をトリガーに起動する想定です。
※ステータス同期処理APIアクションで処理成功件数が1件以上ある場合、
トリガーイベント「【イベント】Qoo10 ステータス同期」が自動で動作します。
【対象条件】
Qoo10との出荷指示取込APIで取得した注文
コマースロボで「出荷待ち」「出荷準備中」「出荷作業中」「出荷検品済み」「出荷済み」のステータスの注文
・入力した値の営業日計算で発送予定日をQoo10注文データに登録します。
※営業日計算:土曜日・日曜日が発送予定日となってしまう場合は、月曜日の日にちをQoo10の発送予定日に登録します。
「配送希望日から逆算機能」を「利用する」にした場合に、注文の配送希望日から設定した逆算日数をQoo10に登録します。
例) 3日前が逆算日数に設定されていて、配送希望日が2021-10-19(火)の注文 → 2021-10-14(木)で登録される
注文に配送希望日が存在しない場合は、逆算せず発送予定日で設定した営業日数後の日付を発送予定日としてQoo10に登録します。
例) 2021-10-14(木)に3日後を設定する → 2021-10-19(火)で登録される
休業日を考慮して出荷予定日を連携できるようになりました。
設定>店舗設定にて、休業日設定を行ってください。
利用するになっている場合、休業日設定が適用されます。
(例)休業日11月3日(金)。2023年10月31日(木)に、3日後を発送予定日として連携する場合、11月6日(月)で連携されます。
※3日後は11月3日。11月3日(金)は休業日。土日をスキップして11月6日(月)となる
※Qoo10の管理画面に手動で発送予定日を登録した場合、下記のご対応をお願いいたします。
・AirLogiの引当履歴画面にて注文のAPIステータスを印刷済みに変更
連携仕様:ステータス同期
【処理内容】
Qoo10の入金ステータスやキャンセルの情報を参照し、コマースロボの該当注文のステータスを変更します。
※配送方法、支払い方法の変更や明細の変更は反映されません。
【対象条件】
▼入金済への更新
・Qoo10との出荷指示取込APIで取得した注文
・コマースロボで「保留」「入荷待ち」「出荷待ち」の注文
・コマースロボの入金ステータスが「未入金」「オーソリNG」の注文
・独自20にQoo10用の注文番号(order_no_sum)が登録されている注文
・Qoo10注文データの決済日が登録されている
⇒ 処理が成功するとコマースロボの出荷指示が「入金済み」に更新されます。
▼キャンセルへの更新
・Qoo10との出荷指示取込APIで取得した注文
・コマースロボで「保留」「入荷待ち」「出荷待ち」の注文
・独自20にQoo10用の注文番号(order_no_sum)が登録されている注文
・Qoo10注文データのキャンセル完了日が登録されている
・コマースロボで「保留」「入荷待ち」「出荷待ち」の注文
・コマースロボのステータスが「キャンセル」ではない注文
※キャンセル注文と判断するタイミングは、
Qoo10側のステータスが「キャンセル完了」に移動したタイミングです。
発送予定日登録まで進んだ注文をキャンセルする場合は「キャンセル要請」ステータス、
店舗側管理画面でキャンセルを承諾すると「キャンセル完了」ステータスに移動します。
「キャンセル要請」の時点ではコマースロボで「キャンセル」と判断しないので注意してください。
-
注文の明細が一部のみキャンセルされた場合
・Qoo10側でキャンセルされた商品明細をコマースロボの出荷指示商品名明細から削除し、
独自20に登録されているQoo10用注文番号(order_no_sum)を削除します。
この際、APIログには、キャンセルされた品番が表示されます。
・Qoo10側には存在しない明細(コマースロボで新たに追加した明細)のみ残った場合は、
独自20に登録されているQoo10用注文番号(order_no_sum)が削除されたタイミングで
該当注文はコマースロボの「キャンセル」ステータスに移動します。 -
注文の明細が全てキャンセルされた場合
ステータス同期の処理が成功すると、コマースロボの出荷指示が「キャンセル」ステータスに移動します。
連携仕様:出荷実績戻し
【処理内容】
Qoo10側の対象注文に「配送会社」と「追跡番号(送り状番号)」を登録します。
※複数の追跡番号(送り状番号)がある場合は、先頭の1つのみをQoo10側に反映します。
※配送会社は下記表にて紐付けされます。(赤文字の配送会社がアップデートで追加されました。)
※Qoo10の仕様上「追跡番号(送り状番号)」が有効なものでないと出荷実績が連携されません。
テスト注文の場合でも、追跡番号(送り状番号)は有効な番号を登録してください。
⇒処理が成功すると、Qoo10上の対象注文のステータスを「配送中」に更新します。
※APIログは注文の商品明細毎に表示されます。
【連携対象】
・Qoo10との出荷指示取込APIで取得した注文
・追跡番号(送り状番号)が登録されている
・出荷ステータスが「出荷済み」
・出荷日がアクション実行日当日
・APIステータスが「印刷済み」
・Qoo10側がキャンセル要請中ではない
*設定>配送方法の各配送方法で、外部連携先配送方法の選択はされていますか?
※Qoo10の管理画面に手動で出荷実績を登録した場合は、
APIステータスを「出荷済み」に変更ください。
連携仕様:在庫連携
【処理内容】
外部商品>対応表で紐付けたコマースロボ上の品番のフリー在庫数を、紐付けたQoo10側の商品在庫に反映します。
●MOVE商品の場合
MOVE商品は在庫連携の際に1商品に設定された全タイプの在庫数を送信する必要があります。
上記のように3つのタイプが存在する場合、コマースロボで在庫変動があった品番が「blue-L」だけであっても「blue-M」「blue-S」「green-L」「green-M」「green-S」「red-L」「red-M」「red-S」の在庫数を連携します。
全オプションの外部商品マスタが登録されていない場合、在庫連携時にエラーが発生します。
そのとき、サイズ情報が欠けていても連携可能ですが、欠けている情報はMOVE商品からも削除されます。
例:タイプが「blue」のみだったとして、「blue-L」と「blue-M」だけで在庫連携すると、blue-Sが
MOVE商品から削除される。
反対にタイプが「blue」のみだったとして、「blue-L」と「blue-M」で在庫連携してもサイズは増えない。
※在庫連携前に最新のオプション数を確認していますが、念の為全オプションの外部商品マスタ
が連携されていることを確認してから在庫連携を実行してください。
【連携対象】
・対応表で紐付けされている品番
・Qoo10側で販売中止になっていない商品
・前回の実行日時から今回の実行日時の間に在庫変動があった品番
※Qoo10の販売者商品コード、販売者オプションコードに、 英数字記号(ハイフン、アンダーバー)以外が設定されている商品は連携対象外です。 |
オプション情報への絵文字のご利用はお控えください。
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