この記事では、メールの設定手順について説明いたします。
1回のメール送信上限件数は500件になります。
設定手順としては下記です。
STEP1:メールを手動or自動のどちらで送信するか決める
①設定>店舗設定を開く
②下にスクロールし、「メールの自動送信」の画面で【自動/手動】を決定する
STEP2:メール設定でドメイン設定/送信時間の設定を行う
①設定>メール設定を開く
②【新規メール設定登録】ボタンをクリック
⇒登録画面が開きます。
③メール設定名を入力し、発送元を選択する。
メール設定名:メールの設定名を入力する(任意の名前で問題ございません。)
発送元:メール設定を適用させる発送元を選択する。(発送元ごとに設定を行う必要がございます)
※選択された発送元のみこの設定が適用されます。
例)Shopifyと楽天をAPI連携している
ShopifyはShopify側からメールを送信したい
楽天はコマースロボからメールを送信したい
⇒楽天の発送元を選択してメール設定を登録することで、楽天の注文のみにメールを送信することが可能です。
④独自ドメインを設定するかどうか選択する。
独自ドメインを設定しない場合は、noreply@crobo.jpから送信されます。
【独自ドメインを設定する場合】
1.独自ドメインを「設定する」を選択する。
⇒メールアドレスを入力する画面が表示されます。
2.ご利用いただくメールアドレスを入力し下記の対応を行う。
- メールアドレスの入力(例:test@crobo.jp)
- DNSサーバのSPFレコードへの設定追加:"v=spf1 include:spf.baremetal.jp ~all"を追加してください。
- DNSサーバのSPFレコード設定の検証:上記の入力、設定内容を検証してください。
※検証結果で有効と判断されたドメインのみが登録および使用可能です。
※メール送信の際、有効および登録されたドメインが送信元メールアドレス(メール一覧の送信元)となります。
DKIM認証
DKIMを利用すると、送信するメールに電子署名を付与し、なりすましやメールの改ざんを検知することができます。
①SPFレコード検証の成功
②DNS設定(DKIMレコード):セレクタは「DKIMレコードセレクタ」から任意の値を入力いただくか、未設定の場合はメールアドレスの@より前の値を使用します。
例)"DKIMレコード名 セレクタ._domainkey.ドメイン 値 v=DKIM1; k=rsa; p=〇〇(公開鍵)
③秘密鍵の登録
・検証ではDNSレコードが登録されているかどうかのみ確認します。
・DKIMとDMARCの検証は同時に行いますが、DMARCの検証に失敗してもDKIM利用には問題ありません。
サンプルの公開鍵はこちらからご確認いただけます。
DMARC認証
DMARCを利用すると、SPFやDKIMの認証が失敗した場合に受信メールをどう扱うかを定義できます。
① DKIMレコード検証の成功
- DNS設定(DMARCレコード):検証可能なセレクタは「_dmarc」固定となります。
例)"v=DMARC1; p=none; rua=mailto:〇〇(メールアドレス)"
-送信時間設定
メールの送信時間に関する設定が行えます。
※未設定の場合は24時間送信が可能となります。
注文確認メール:注文を取り込んだ際送信されるメールの設定
入金確認メール:オーソリNGや入金の催促を行いたい場合に送信されるメールの設定
出荷完了メール:WMS上で「梱包済み」「出荷済み」「問合せ番号登録済み」になった注文を対象に送信されるメールの設定
フォローメール:出荷日から設定した日数後に送信されるメールの設定
【送信時間帯】
送信時間帯を設定された場合、送信時刻が設定された時間帯の範囲内でメールが送信されます。未設定の場合は24時間送信が可能となります。
連携ロボットに設定しているトリガーのタイミングとメール作成のタイミングにてが重複した場合、
翌日以降の送信時間帯にてメールが送信されます。
例:発送完了メールの連携ロボットのトリガー:定時17時
送信時間帯:17:00~17:05
→トリガーが実行され、メールが作成されるまでタイムラグがあるため、
17:05:00までにメールが作成されなければ次の送信時間帯で送信される形になる。
【送信タイミング】
送信タイミングを設定された場合、30分間おきの送信実行時刻と一致するタイミングでメールが送信されます。最大で1時間後の送信となる場合があります。
※店舗設定にてメールの自動送信が有効化されている間、送信時間帯および送信タイミングの設定にもとづき30分間おきに自動送信が行われます。
楽天の注文に対して、メールを送信する場合は、楽天あんしんメルアドサービスの設定が必要です。
登録情報の確認方法や設定方法については、こちら🔗をご確認ください。
STEP3:メールテンプレートの作成
①設定>メールテンプレートを開く
②【新規メールテンプレート登録】ボタンをクリック
⇒テンプレート入力画面が開きます。
③テンプレート名・説明を入力
テンプレート名:テンプレート名の名前を入力します(任意の名前で問題ございません。)
説明:テンプレートに関する説明を入力できます。※入力なしでも問題ございません。
④件名・メールの内容を入力
件名:送信するメールの件名を入力します。
内容:利用可能テンプレートタグ一覧を利用しながらメール内容を入力します。
例)購入確認メール
※独自1に品名を取り込んでいる場合
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
#name#様
いつも○○店舗をご利用いただきありがとうございます。
下記内容で注文を確認いたしましたのでお知らせいたします。
※#shipping_comp#での配送になります。
注文番号:#order_no#
支払方法:#shiharai#
_______________
注文日時:#order_date#
品名:#order_detail#
請求金額:#stotal#
_______________
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【利用テンプレートタグ一覧】
入力後、登録ボタンを押下し登録します。
STEP4:連携ロボットを作成
①ロボット>連携ロボットを開き「連携ロボット登録」をクリック
②カスタム設定を選択し「作成」をクリック
③「コマースロボ」を選択し、下にスクロールして「次へ」を「クリック」
④「メールロボット」を選択し「次へ」をクリック
⑤メールの設定を選択し「次へ」をクリック
-メールタイプ
注文確認メール:注文を取り込んだ際送信されるメールの設定
入金確認メール:オーソリNGや入金の催促を行いたい場合に送信されるメールの設定
出荷完了メール:WMS上で出荷済みになった際に送信されるメールの設定
フォローメール:出荷日から設定した日数後に送信されるメールの設定
-メール設定名
メール設定を選択します。(STEP2で作成)
-テンプレート
メールテンプレートを選択します。(STEP3で作成)
-ステータス
どのステータスの注文に対してメールを送りたいのか選択します。
⑥トリガーを選択する。
<メール種類別設定推奨>
注文確認メール:【イベント】出荷指示登録時
入金確認メール:「【定時】〇時」もしくは「【定期】30分」
出荷完了メール:「【定時】〇時」もしくは「【定期】30分」
フォローメール:「【定時】〇時」もしくは「【定期】30分」
⑦連携ロボット名・有効化を選択し「登録」をクリック
→設定が追加されます。
以上でメールの設定は完了です。
入金の催促メールではなく、案内メールでの利用を考えている場合は、連携ロボットにて、作成対象(登録日)が「空欄」のものと「1日」のものを作成ください。
「1日」がないと、23時59分など日をまたぐギリギリにコマースロボに登録された注文がメールの作成対象外になってしまいます。ご注意ください。
店舗設定で【メールの自動送信をしない】にした場合や連携ロボットで【トリガー:手動】にした場合の挙動についてはこちら
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