Q:
緑色の帯のエラーがでて、注文が登録されていません。
何が原因ですか
A:
コマースロボの出荷指示登録時、稀に、緑色のエラーメッセージが出て、出荷指示登録が出来ないケースがあります。
上記メッセージが出た際は、下記2つが原因として考えられます。
原因①:出荷指示CSVデータの改行コードの問題
①出荷指示CSVデータの改行コードの問題
CSVデータの改行コードの取り扱い方法には、下記の3種がございます。
CRLF:改行コード(改行指示)があった際に、左端にカーソルを戻して、次の行に行きます。
(Wordなどで文章を入力する際に、Enterキーを押すと、次の行の左端にカーソルが移動しますが、こちらがイメージとして近いです。)
CR:改行コード(改行指示)があった際に、左端にカーソルを戻します。(次の行には行かない)
LF:改行コード(改行指示)があった際に、次の行にカーソルが移動します。(左端には行かない)
問題になるのは、改行コードが含まれており、かつ「CR」形式で処理が行われた場合です。
例えば、お客様からの特記事項を記載する項目などで、改行コードが含まれていた場合、「CR」形式で処理が行われると、カーソルが「改行コードの位置に行く→左端に行く→改行コードの位置に行く…」というループ状態に陥ってしまい、後続の処理が続行できなくなり、緑色のエラーメッセージが表示されます。
出荷指示CSVの改行コードについては、「CRLF」形式での処理を推奨しております。(改行コードの取り扱い方法については、CSVエディタソフト上で変更が可能です。)
原因②:処理ロボットの問題
②処理ロボットの問題
ある条件Aを満たした際に、独自X(注文)に「1」を入れる、という処理ロボットが作成されていたと仮定します。
上記の場合、
・条件Aを満たす注文α
・条件Aを満たさない注文β
が混在していると、CSV内の注文のカラム数に差異が生じ、緑色のエラーメッセージが発生します。
(注文αの独自X(注文)には値が入っているが、注文βでは、独自X(注文)が存在しない)
こちらの事象を回避するには、条件Aを満たさなかった場合のパターン処理も、処理ロボットに組み込む必要がございます。
・条件Aを満たす場合 → 独自X(注文)に「1」を入れる
・条件Aを満たさない場合 → 独自X(注文)に「0」を入れる など
上記2つの理由以外でエラーメッセージが発生した場合、あるいは、原因は特定できているが、修正が難しい場合等は、弊社(コマースロボティクス)までお問い合わせください。
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