処理ロボットでは、出荷指示取込み時における自動化設定を自由に作成いただけます。
※処理ロボットの設定について※
処理ロボットの機能は設定内容により、出荷作業に大きく影響がでる機能となっております。
お取り扱いには十分ご注意願います。
また本機能はご利用者の責任において利用いただくものとなります。
弊社では設定のご依頼、設定の確認やテスト等は承っておりません。
ご理解賜りますようお願い申し上げます。
本メニューは以下権限にて設定いただけます。
・倉庫管理者
・管理者
本ページでは処理ロボットのアクション設定にフォーカスして説明いたします。
処理ロボット アクション設定方法
アクション設定では該当条件の注文に対して行った処理をどのように実行させるか、について設定できます。
※アクション設定がされていない場合、[条件設定][フィルター設定]で処理した内容を
登録等することはできませんので必ず設定してください。
① [アクション登録]ボタンをクリック
② [選択してください]からアクションの種類を選択
③ [選択してください]より[値入力]もしくは[カラムを指定]
※条件が複数ある場合は[アクション登録]ボタンから複数追加できます。
処理ロボット アクション種類
アクション設定では以下10のアクションから選択できます。
・データを登録
フィルター設定で処理した内容や、すでにCSVで取り込んだ項目を他の項目に登録したいときに利用するアクション設定です。
フィルター結果で変更した情報をどの項目に取り込むのか(上書きするのか)選択します。
選択項目として[フィルター結果]と[選択してください]がありますが、用途によって使い分けます。
- [フィルター結果]の項目と[選択してください]の項目をどちらも選択する場合
[フィルター結果]の項目から他の項目に取込みたい情報が取り込まれた項目を選択することによって
[選択してください]で選択した項目に情報が登録されます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
例)[データを登録][配送指定日]の内容を[倉庫備考]へ登録
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
上記の設定の場合、配送指定日の内容が倉庫備考に入力されます。
- 【選択してください】の項目のみ選択する場合
[選択してください]の項目のみ設定した場合は、
フィルター設定で処理した内容が[選択してください]で選択した項目に情報が登録されます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
例)[データを登録][フィルター結果]の内容を[倉庫備考]へ登録
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
上記の設定の場合、フィルター設定で処理した内容は倉庫備考に入力されます。
・ステータス変更
ステータスを変更したい場合に利用するアクション設定です。
標準のRPA【同一注文番号を保留にする】や【住所不備(郵便番号不一致)保留 ※都道府県からチェック】などで利用されています。
※保留=注文を確認したいステータス 出荷待ち=そのまま出荷して問題ないステータス
・支払方法変更
支払方法を変更したい時に利用するアクション設定です。
[選択してください]から選択できる項目は支払方法で有効化されている状態の項目です。
有効化されていない場合は選択できません。(支払方法の有効化方法はこちら)
・配送方法変更
配送方法を変更したいときに利用するアクション設定です。
[選択してください]から選択できる項目は「配送方法」で有効化されている状態の項目です。
有効化されていない場合は選択できません。(配送方法の有効化はこちら)
・発送元変更
上位システム(カート・モール等)ごとに発送元を変更したい場合に利用する項目です。
選択できる項目は発送元に登録されている発送元です。
プルダウンがブランクにて表示される場合には、こちらから解消ください🖊
・商品追加
フィルター設定で処理した内容の商品を追加したい場合に利用する項目です。
※同梱ロボットと基本的に挙動は一緒です。
[品番の重複を許可]にすると、注文自体にフィルター設定で入力した商品と同じ商品があっても追加する設定となり、
[品番の重複を許可しない]では、フィルター設定で入力した商品が注文に存在する場合、品番を追加しない設定になります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
例)
フィルター設定
[固定値を入力][文字列][test001]
アクション設定
[商品追加]フィルター結果の品番を[2]個追加 [品番の重複を許可しない]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
上記の設定であれば、「test001」が注文情報に含まれていない場合は「test001」を2つ追加、
[品番の重複を許可しない]を[品番の重複を許可する]に変更した場合には、
注文情報に「test001」が含まれている場合でも「test001」を2つ追加します。
・商品削除
フィルター設定で処理した内容の商品を削除したい場合に利用する項目です。
[すべて]を選択した場合はフィルター設定で入力した品番を数量に関わらずすべて削除します。
[数量指定]を選択した場合は、購入や同梱した数量から指定した数量のみ減算されます。
※注意※
現状の仕様では、下記の注意点があります。
①出荷指示データの1行目の品番が「出荷時セット品番」の場合、商品削除が正常に機能しません。
出荷時セット品番をご利用のお客様は1行目に出荷時品番の値が連携されてこないようご調整お願いいたします。
②商品削除の処理ロボットが、下記処理ロボットより後に動くようにしてください。
商品削除の処理ロボットが先に動くと「同一注文番号は取り込みできません」というエラーとなり、取り込みが出来ません。
「同一注文番号を取り込まない(重複注文のみ)」
「同一注文番号を取り込まない(ファイル)」
③同梱ロボットの設定が明細削除の処理ロボットより前に起動するようにしてください。
順序の変更は変換ロボットにて設定可能です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
例)
フィルター設定
[固定値を入力][文字列][test001]
アクション設定
[商品削除]フィルター結果の品番を[すべて]削除
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
上記の設定の場合、注文情報に含まれる「test001」の購入を削除することが出来ます。
[すべて]を[数量指定:2個削除]に変更した場合で「test001」を10個購入していた場合には、10個から2個削除され、数量は8個になります。
・エラー出力
エラーを出力したいときに利用する項目です。
フィルター設定にて固定値で入力した文言をエラーとして出力します。
- 注意エラー:出荷指示詳細を開いたときに確認できるエラーです。出荷指示の取込には影響しません。
- 重要エラー:ファイル全てのデータを取り込めないようエラーを表示することができます。
・データを登録しない
特定条件の場合、データを登録しない場合に利用するできます。
アクション設定にて[データを登録しない]とした場合、該当条件に合致する注文すべてが取り込まれません。
・イベントを登録
連携ロボットを動かすためのトリガーとして設定したい場合に利用します。
この機能を使うことで処理ロボットで設定したイベントになった場合に、連携ロボットを起動できます。
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。